横浜F・マリノスはトップパートナーであるメルコリゾーツと共に、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けているホームタウン(横浜市、横須賀市、大和市)の商店街にさらなる賑わいを取り戻すことを目標に、「Stay Strong Together ホームタウンの商店街を応援しよう!」プロジェクトを今年3月から6月末まで実施致しました。活動内容を以下の通りレポートします!
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「新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け苦境に立たされているホームタウンの商店街を元気にしたい」
2020年の末、メルコリゾーツの発案により、本プロジェクトを企画しました。クラブスタッフとメルコリゾーツの間で議論・検討を重ね、「メルコリゾーツが持つスポンサー権利を参加商店街に提供し、認知度の向上、集客、活性化を図る」という骨子が固まりました。
2月上旬に横浜市・横須賀市・大和市にある300を越える商店街にプロジェクト参加募集の案内を発送、多くのご応募をいただきました。クラブスタッフとメルコリゾーツメンバーで構成されたプロジェクト事務局で応募用紙一枚一枚に目を通し、最終的に以下の5つの商店街を選びました。(ご応募いただいた商店街の皆様、誠にありがとうございました!)
横浜市南区 横浜弘明寺商店街協同組合
横浜市青葉区 たまプラーザ駅前通り商店会
横浜市緑区 中山商店街協同組合
横須賀市 久里浜商店会協同組合
大和市 大和駅周辺 すずらん通り商店会
3月14日に日産スタジアムで行われた横浜F・マリノスのホームゲームに各商店街の代表をご招待し、プロジェクトの開始を宣言しました。
選ばれた各商店街とは「共同キャンペーンロゴ」「F・マリノスの選手が出演する商店街PR動画」を作成し、4月から5月に日産スタジアムで開催されたF・マリノスのホームゲームでのPR動画のスタジアムビジョンでの放映、ハーフタイム抽選会への商店街名物のご提供といったアクティビティを実施しました。また、ピッチサイドのLED看板では各商店街名を入れたLED広告を展開し、ホームゲームに来場されたファン・サポーターに向けてPRしました。
こちらが選手出演の商店街PR動画です。撮影中、大和市出身の高野選手からは「すずらん通り、行ったことありますよ!」とコメントが。地元の商店街の応援に力が入っている様子でした。もちろん、他の選手たちも普段は応援される立場ですが、この日は応援する立場として力強く商店街へ応援メッセージを送っていました。なお、6月にはプロジェクトの応援感謝企画として、商店街応援動画に出演した選手4名のサイン入りユニフォームのプレゼントを企画。 メルコリゾーツの公式インスタグラムにて実施しました。
中山商店街協同組合、大和駅周辺 すずらん通り商店会の2商店会はトリコロールランドに商店街のPRブースを出店していただきました。 すずらん通り商店会のブースで販売した4320円(!)の特上うなぎ弁当は見事に完売、中山商店街協同組合のブースでは選手のサイン入りユニフォームが当たる抽選会に開店前から行列ができるほどの賑わいでした。
大和駅前 すずらん通り商店会のブース。自慢のB級グルメ弁当が並ぶ 中山商店街協同組合のブース@トリコロールランド
残念ながら5,000人上限で実施された試合での展開になってしまいましたが、商店街の皆様から「このようなイベントを開催できるのは久しぶりで、みんなの顔に久しぶりに笑顔が戻った」といったコメントもいただきました。
参加された皆さまが笑顔になられた時、このプロジェクトが役に立ったのかなと思う瞬間でした。
新型コロナウイルスによる影響はとても大きく、ホームタウンの多くの商店街でいまだに厳しい状況が続いています。この状況下、普段地域に支えられている我々Jリーグのクラブができる貢献、地域をもっと元気にするためにスポーツのチカラでできることは何かを今後も引き続き考え、トライしていきたいと思います。